第8回社会的ひきこもり支援者全国実践交流会 in 宮崎

テーマ別実践交流会 ①就労と仕事起こし

第1交流会 就労と仕事起こし 

◆コーディネーター
  ・金納健次郎さん(株式会社ウィングル)
  ・吉村洋一さん(ワーカーズコープ宮崎)
  ・高橋優子さん(みやざき若者サポートステーション)

◆助言者
   ・田中秀樹さん(和歌山 社会福祉法人麦の郷)

◆報告者
  ・田中秀樹さん(和歌山 社会福祉法人麦の郷)
  ・菊池まゆみさん(秋田県藤里町 社会福祉協議会)
  ・吉村洋一さん(ワーカーズコープ宮崎)
  ・高橋優子さん(みやざき若者サポートステーション)

■趣旨
日本の雇用情勢としては、完全失業率4.3%、有効求人倍率が0.83%倍と多くの方々が就職できずに苦しんでい る。
海外に製造業の生産拠点が移り、もしあったとしても派遣社員が多く収入の格差は広がるばかりである。
年収200万円以下の人は約1000万人いると言われ、生活保護受給者も過去最高を更新し、この世の中の息苦し さを如実に現わしている。
このような社会情勢の中、引きこもりの方の働くことを支援する機関、実際に働ける場所は更にまだまだ足 りていない現状がある。
引きこもり経験者が一般的な企業の中でスムーズに働くことができるのかと考えた場合、簡単だと答える人 は少ない。
また引きこもりが長期化すれば更に困難さは増していくものと考えられる。
ひきこもりの方への支援は段階的なステップを踏めることが必要であるが、就労支援を考える際には受け皿 も必要となってくる。
今回は「就労支援と仕事を起こし」をテーマに、全国の先駆的な実践を行っているお二方と
宮崎県における現状の取り組みを紹介して頂き、これからの支援者の役割とは何なのか、
働くことを目指していける場所、受け入れる場所を如何にして創出していくのかを皆で議論する機会として 、
今後の引きこもりの方々に対する就労支援のあり方や働く場所づくりへと繋げる方法論を探る分科会とした い。
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