第8回社会的ひきこもり支援者全国実践交流会 in 宮崎

テーマ別実践交流会 ④ひきこもりと家族支援

第4交流会 ひきこもりと家族支援 

◆コーディネーター
  ・辰身信子さん(NPO法人人間関係アプローチきらきら)
  ・日高純代さん(楠の会/宮崎))

◆助言者
   ・境泉洋さん(徳島大学)

◆報告者
  ・矢口小夜子さん(登校拒否を考える親の会/長崎))
  ・植田美紀子さん(みやざき楠の会))
  ・岡崎剛さん(東大阪若者サポートステーション)
「ひきこもる当事者への支援において家族は中核的な役割を担っており,支援はその家族を通して始まると言われ続け、有効な支援方法を本交流会においてもさまざまな議論で模索してきた。しかし、その方策は多岐にわたる為、まずは言葉の理解や情報の共有に努めてきた。  今回の交流会では、次の3つの視点から家族支援の在り方を深めていきたいと思う。 ①同じ悩みを共有する親たちが不登校の子どもとその親の支援を続け、子どもの成人に伴い居場所づくり等継続的活動に取り組んでおられる親の会が行う家族支援 ②親同士が支えあい学びあう場を提供し続け、最近では青年たちの就労のサポートも実践されている親の会が行う家族支援 ③長年、ひきこもる青年の家族を支援し続け、その対策の研究結果、生み出された『コミュニティ強化と家族訓練(通称CRAFT)プログラム』を学ばれた支援者の報告  また、CRAFTという認知行動療法プログラムの概要の報告もして頂く。  こうした3つの家族支援の視点は,ひきこもり支援においても有効に作用するものと期待できる。交流会に参加された皆様で効果的な支援方法について多いに語り合い、具体的支援のお土産をたくさん持ちかえって頂くことを願う。」
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